労働組合

く|組合員

ある特定の目的をもってつくられた組合組織の構成員のこと。組合を構成する当事者。労働組合の場合は一般に管理職以外の従業員が加入対象となる場合が多い。

労働組合の主役は「組合員」

 春闘、団体交渉などの活動を行っている労働組合。ともすると、活動の主軸は、役員が担っているように見えますが、労働組合は「組合民主主義」が基本。主役は一人ひとりの組合員です。組合員がいなければ労働組合を動かすことはできません。ではその「組合員」の権利や義務を改めて確認してみましょう。
 

<権利>
 ・組合役員を選べる、立候補できること
 ・組合活動に参加し、自由に意見を述べること
 
<義務>
 ・組合の決めた規約や決定事項に従うこと
 ・組合活動に積極的に参加すること
 ・組合費を納めること
 
 労働組合とは、労働者の権利を守り、働く環境をよりよくするための組織。待遇や職場環境で不満に思うことがあれば、組合を通じて声を上げることができます。
 現在では非正規雇用が増え、この数年は組合員数の減少が続いていましたが、令和2年6月末の労働組合員数は1011万5000人で、前年比で2万8000人ほど増加(0.3%増)しています。しかしながら労働組合数は23,761組合で、前年比296組合減少(1.2%減)しており、組織率は令和元年に過去最低を記録した16.7%から17.1%と微増しているものの、低位の状況が続いています。組合員が少なくなれば、労働組合としての機能だけでなく、発言力や影響力も低下してしまいます。非正規雇用者も同じ働く仲間として組合参加を促し、働く人の団結力を高めていくことが課題です。

 

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