労働組合

わ|ワークシェアリング

一人でも多くの人が働けるように、労働者同士で雇用を分け合うこと。

労働の創出、ワークシェアリング

 日本の失業率は、総務省統計局の調査によると2020年までの数年間3%弱~3%台後半で推移しています。。なかでも、若者(15~24歳)の失業率は平均より高く、7.0%との数値が出ています。失業率を低下させ、働く基盤を形成するための働き方の一つとして、ワークシェアリングがあげられます。ワークシェアリングは、一人当たりの労働時間を短縮し、労働を分け合うことで仕事を確保する働き方をいい、主に2種類のタイプに分けられます。一つは、失業者を一時的に雇用する"雇用維持型"。もう一つが勤務形態を多様化することで、雇用の機会を与える"雇用創出型"です。
 

 ワークシェアリングは、主にドイツやフランス、オランダなどの一部のEU圏で導入されてきました。なかでもオランダはワークシェアリングの成功例としてメディアなどに取り上げられています。
 オランダは失業率が高く、長引く景気低迷に悩まされていました。景気回復のため、"雇用創出型"のワークシェアリングを導入した結果、11.3%あった失業率が、2.3%に低下し、長引く景気低迷を払拭できたのです。また、失業率を低下させただけでなく、社会保障費(生活保護費)の削減による効果も同時にもたらすことに成功しました。

 日本では企業ごとに独自の風土が存在しているため、オランダの事例がそのまま当てはまるわけではありませんが、少子高齢化が進む日本社会においては、年金の支給年齢が延びることが予想されるため、その期間を補うための働き方も含め、検討していく必要があると言われています。失業率の高い若者に対してだけでなく、年金受給までの雇用を確保する方法の一つとして、幅広い年齢層においてワークシェアリングという働き方を考慮することは大切なことだと考えられています。

 

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