労働組合

春闘

「春季生活闘争」の略。働く人の賃金や労働条件の向上をめざした取り組み全体を総称した用語のこと。賃金闘争、労働時間闘争、政策制度改善闘争の3本柱を元に、労働組合が企業側に要求をする。また、秋に行う生活闘争は「秋闘」という。

春闘は組合活動の「柱」

 春闘は1955年の春、当時のデフレ政策と対決するために始まりました。戦後の産業発展にともない、それまで企業別の単組が行っていた労使交渉だけではなく、同じ業種の上部団体と歩調を合わせて全国・全産業的な統一闘争をする必要が出てきました。春闘で産業別組合などの上部団体や連合とともに交渉を行うことで、同じ産業内で賃金の不均衡が生じてしまうといった弱点を補い、より効果的な交渉をめざしたものです。それ以来、春闘は組合活動の大きな柱となっています。
 

 春闘といえば「賃上げ」が注目されがちですが、高度経済成長を経てバブル崩壊やその後の長期的な不況により、今日では要求の中身も多様化しています。こうしたなか、組合員の要求を一つでも多く実現させるためには、組合員が常日頃抱いている不平や不安、問題意識を執行部がきちんと吸い上げて要求内容に反映していく必要があります。
 
 また春闘で重要なのは、組合員に「成果」を戻すということ。職場会などを通じて団交の経緯や成果などについて、適切にフィードバックしていくことが求められます。なお、春闘の妥結内容は、組合員とともに闘い勝ちとった成果として、機関誌などを通じて周知していくことも大切です。春闘を通じて、執行部と組合員がコミュニケーションを密にして、諸要求の実現とともに、活力ある組合活動を創出したいものです。

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