労働条件を向上させるためには、それに対応できるだけの会社の安定・成長が必要になってきます。しかし、そのために労働条件が悪化してしまっては本末転倒! 労働者を無視した経営施策を実施させないために、組合が会社に対し、働くものとして意見・提言することにより、納得できる企業経営を求めていくのが労働組合の「経営対策」です。
組合が経営に関与するおもな内容は、次のとおりです。それぞれの項目について数多くの検討材料が含まれているため、実際に経営に関与する内容は、事業運営に関係するかなりの部分を占めています。
関与の方法は交渉の内容によって異なります。おもな方法は次のとおりです。