職場こそが労働組合の活動基盤です。職場における日々の組合員の悩みや意見要望を吸い上げ、迅速に対応する「日常活動」は組合の重要な活動の一つです。
職場討議や対話集会は、組合執行部の方針や考え方を組合員に伝えると同時に、組合員の生きた声を聞く組合の基本的な活動の一つです。集会は大きく分けて次の3つに分類されます。
職場単位で行う集会です。また、一般的に一つの職場は幾つかのブロックに分けられています。この個別のブロックごとに行う場合があります。
メリット
ブロック別職場討議は人数が少ないので、発言しやすい雰囲気になります。
年齢別、性別、職種別など、グループ分けして行う集会です。
メリット
たとえば女性特有の問題などは、参加者を女性に限定したほうが議論しやすくなります。
闘争が山場を迎えたときなど、緊急に集会を開催し、組合員に現状を伝えます。
メリット
機関紙やニュースの発行だけでなく、生の声で状況の変化を伝えることで、職場の団結につながります。