労働組合

政策制度・政治|なぜ、組合が政治活動を行うのか

 年金・医療・介護などの社会保障制度、国家財政と税制の問題、地球温暖化などの環境問題・・・。このように、私たちのまわりには、私たちの生活に影響を与える社会的な諸課題が山積しています。私たちが安心して暮らし、働くためには、個別の組合・企業で行う賃金をはじめとする労働条件を改善する取り組みに加え、社会的諸課題を解決する政策・制度の取り組みが不可欠です。
 私たちが求める政策・制度を実現するためには、国や地方の法律や条例、規制を変えていかなければなりません。そのためには、私たちの仲間を議員として政治の場に送り出すことに加え、私たちの考えに近い友好議員を増やし、支持する政党と連携し発言力を強めていく必要があります。労働組合として、選挙や議員活動に対する支援活動が重要となってくるのはそのためです。
 こうした政策・制度課題の解決のためには、私たち働く者「一人ひとり」が、政治への関わりを強めていくしかないのです。

組合と政党 その協力関係のあり方

 労働組合が国民(勤労者)の立場に立ち、政策制度の課題解決を図っていくことは社会的な責務であり、その実行のためには政治活動は不可欠です。政治活動に際しては、活動の目的と政策が一致しており、私たちの考えに最も近い政党・政治家との連携が絶対必要条件になります。
 労働組合と政党・政治家は、それぞれが自主性・主体性を持った独立した団体・個人であり、一方が他方を支配したり、されたりするような従属の関係には決してありません。したがって、相互の立場を尊重し、もたれあいや干渉・介入を戒め、その上で政治理念や政策を通じた対等な協力関係を築いていくことが基本です。

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