労働者福祉

労福協のあゆみ

1.中央労福協の発足

1949年
戦後の食料・生活物資不足の中、労務加配米の増配、作業衣服の確保、木炭の払い下げなどの要求をかかげて闘ってきた。各単産や総同盟、産別会議、全労、日協によって「労務者用物資対策中央連絡協議会(中央物体協)」が結成された。
1950年
中央物体協を「福祉対策中央協議会」と改め、単産および単産の上位組織の枠を超え、広く労働者福祉活動の前進をはかる組織とした。(今日の中央労福協の前進として発足した。)
1964年
「労働者福祉中央協議会(中央労福協)と改称し、労働組合と協同事業団体が統一した組織体として今日に至る。

2.静岡県労福協の発足

1950年
中央の情勢に呼応して、「静岡県福祉対策協議会」結成の動き
1953年
「福対協準備会」を設置
1957年
所得税法改正により、「福対協準備会」を発展的に解散
1958年
中央における労働者福祉強化の動向を受けて、県評、全労、労金、労済の代表者の間で県労福協を結成する気運が高まる
1964年
静岡地区に始まり県下28地区労福協が結成されたのを受けて、同年11月に念願の「県労福協」を結成
1966年
県労政課の主催で行われていた「静岡県労働文化祭」が、県からの委託事業として開催
1969年
志太榛原地域を皮切りに、地区労福協活動の自主自決体制の確立をめざした地域労福協活動を展開
1978年
国際的視野を広げる取組みから、第一次友好訪中団を派遣
1985年
労福協、労働組合、福祉事業団体の強い要望と静岡県の協力により、勤労者総合会館が完成する。労働者福祉運動の拠点として今日に至る
1996年
阪神淡路大震災を契機に「自然災害に対する国民的保障制度」実現を目指す運動(静岡県民会議発足、議会での意見書採択、署名活動)を展開
2004年
県労福協結成40周年を祝う式典が開催
2006年
連合静岡、静岡県労金、全労済、県労福協の4団体が主体となり「ライフサポートセンターしずおか」を設立
2010年
6月、第48回定期総会にて法人化を承認し、一般社団法人へ改組
2012年
2012年国際協同組合年・静岡県実行委員会に参画し諸活動に参加
2014年
10を超える団体と連携して「フードバンクふじのくに」を立ち上げた
県労福協結成50周年を祝う記念式典を開催
2015年
中央労福協が進める「奨学金制度改善」に向けた署名活動を実施
2016年
お互いの事業を知ることを目的に協同組合大会を実施
2017年
「語り部育成ゼミ」全地域・地区ごと開催
2018年
労福協運動を若い人に継承する目的で労働者自主福祉運動体験学習会を実施

3.一般社団法人へ

2008年9月リーマンブラザーズからはじまった経済破綻は、私達のくらしに急激な悪化と不安を増幅させ2010年には3人に1人が非正規雇用となり、雇用不安や格差・貧困が急速に拡大しました。働く者を取り巻く課題が拡大・重層化する中で運動や事業を展開するには、県労福協も社会的な信用や責任が更に必要となっていることから第48回定期総会で「法人化」を決め、2010年6月10日に「一般社団法人静岡県労働者福祉協議会」となりました。

静岡県労福協

静岡県労福協
静岡ろうきん
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静岡県生活協同組合連合会
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